公開日 2018年7月2日
平成28年第2回定例会《12月議会(12月22日本会議)》の概要
平成28年第2回定例会12月議会が、11月29日から12月22日までの日程で開催されました。
初日の本会議では、知事から、昨年策定した「あきた未来総合戦略」に掲げた施策を中心に、本県が抱える最大の課題である人口減少対策を進めているが、成果が現れるまでに時間を要するものも多く、県民意識調査の結果などからして、成果を実感するには至っていないことも事実としながら、今後も社会減の縮小に向けて、高校生の県内就職率の向上、ICTなど新しい分野での若者の雇用拡大、女性の活躍推進の取組には、一層力を入れていくとしたほか、国の補正予算に対応した事業と公共事業の発注を前倒しするための債務負担行為等について計上した、一般会計補正予算案などについての説明が行われました。
一般質問では、12人の議員が県・市連携文化施設、農業等産業政策、防災対策、医療・介護などについて質問を行い、県当局の説明を求めました。
関係議案等は、本会議での採決の結果、補正予算案など34件(予算案4件、条例案13件、その他12件、意見書案5件)が原案どおり可決され、人事案1件が同意、請願2件が採択されました。
これをもって、第2回定例会は、9月9日から12月22日までの105日間の会期を終え、閉会しました。
平成28年第2回定例会《12月議会》12月22日本会議で可決された主な議案は次のとおりです
■知事提出議案■
●平成28年度秋田県一般会計補正予算(第4号)
・一般会計の補正額 | 29億1,863万円 |
・補正後の額 | 6,379億 9,623万円 |
・前年度12月補正後予算との対比 | 4.3%増 |
・補正予算の主な事業
担い手確保・経営強化支援事業、産地パワーアップ事業、畜産競争力強化対策事業、合板・製材生産性強化対策事業、水産業競争力強化緊急施設整備事業、中山間地域所得向上支援事業、路網整備強化対策事業、鉄道軌道輸送対策事業、県・市連携文化施設整備事業、障害児・者施設整備補助事業、女性活躍職場づくり加速化事業 など
●秋田県公安委員会の委員の任命
中嶋日吉(なかじま ひよし) 氏(新任)の任命について同意
■意見書■
●安心できる社会保障制度と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書
●免税軽油制度の継続を求める意見書
●法務局職員の増員に関する意見書
●次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付の見直しに関する意見書
●森林・林業基本計画に基づく施策等の早期実現を求める意見書
■請 願■
●免税軽油制度の継続を求める意見書の提出について
●法務局の増員に関する意見書の提出について
平成28年第2回定例会《12月議会(12月22日本会議)》 各議員の表決状況はこちら(平成28年12月22日版)
平成28年第2回定例会《10月議会(11月4日本会議)》の概要
「平成27年度秋田県歳入歳出決算の認定について」を認定
平成28年度補正予算を可決
11月4日の本会議では、「平成27年度秋田県歳入歳出決算の認定について」を議題に、決算特別委員長が委員長報告を行いました。
討論・採決の結果、賛成多数で「平成27年度秋田県歳入歳出決算の認定について」は認定されました。
今回の補正予算は、国の補正予算に対応した農業生産基盤の強化や防災・減災対策等の公共事業のほか、秋田の創生を加速させる取組について、計上したことについての説明が行われました。
関係議案等は、予算特別委員会及び各常任委員会の審査を経て、補正予算案など7件(予算案2件、その他議案5件)が原案どおり可決されました。
平成28年第2回定例会《10月議会》で認定、可決された議案は、次のとおりです
■知事提出議案■
●平成28年度秋田県一般会計補正予算(第3号)
・一般会計の補正額 | 194億4,391万円 |
・補正後の額 | 6,350億7,759万円 |
・補正予算の主な事業
国庫補助による公共事業(土地改良、道路・橋りょう、林野、砂防、河川・ダム、農地防災、水産基盤など)、インターンシップ促進事業
平成28年第2回定例会《10月議会(11月4日本会議)》 各議員の表決状況はこちら(平成28年11月4日版)
平成28年第2回定例会《10月議会(10月17日本会議)》の概要
10月17日の本会議では、12名の議員で構成する決算特別委員会が設置され、「平成27年度秋田県歳入歳出決算の認定について」が付託されました。
平成28年第2回定例会《9月議会(10月6日本会議)》の概要
平成28年度補正予算案を可決
平成28年第2回定例会9月議会が、9月9日から10月6日までの28日間の日程で開催されました。
初日の本会議では、知事から、秋田市と共同で整備する新たな文化施設について、市街地のにぎわい創出など中心市街地に整備する意義を改めて示し、今後「議会での議論を踏まえ、具体の整備を進めたい。」としました。
今回の補正予算は、秋田の創生に向けた取組のほか、「第2期ふるさと秋田元気創造プラン」に基づく事業、公共事業等について、計上したことについての説明が行われました。
関係議案等は、予算特別委員会及び各常任委員会の審査を経て、補正予算案など35件(予算案2件、条例案6件、その他22、意見書案5件)が原案どおり可決、決算1件が認定、人事案3件が同意、請願2件が採択されました。
可決された主な議案の内容は次のとおりです
■知事提出議案■
●平成28年度秋田県一般会計補正予算(第2号)
・一般会計の補正額 | 54億4,710万円 |
・補正後の額 | 6,156億3,368万円 |
・前年度9月補正後予算との対比 | 0.7%増 |
・補正予算の主な事業
産地パワーアップ事業
医療提供体制整備費補助事業
がんばる中小企業応援事業
秋田のインバウンド誘客促進事業
病床機能分化連携促進事業
果樹・花き等産地緊急対策事業
介護サービス事業所認証評価制度構築事業
園芸労働力凄腕サポート実証事業
秋田版自然公園満喫プロジェクト事業 など
●秋田県教育委員会の委員の任命
大塚和歌子(おおつか わかこ)氏(新任)、伊勢昌弘(いせ まさひろ)氏(新任)の任命について同意
●秋田県土地利用審査会の委員の任命
山本尚子(やまもと しょうこ)氏(再任)、千田幸紀(ちだ こうき)氏(再任)、金田吉弘(かねた よしひろ)氏(新任)、佐藤栄子(さとう えいこ)氏(再任)、鈴木 剛(すずき つよし)氏(再任)、福井敬二(ふくい けいじ)氏(新任)、小野寺倫子(おのでら みちこ)氏(新任)の任命について同意
●秋田県いじめ防止対策推進条例
いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)の趣旨を踏まえ、いじめの防止等のための対策に関し、基本理念を定め、県等の責務を明らかにすることなどにより、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進しようとするものです。
■意見書■
●精神障害者に対する交通運賃割引制度の適用を求める意見書
●真に必要な公共事業の予算確保を求める意見書
●私学助成の充実強化等に関する意見書
●北朝鮮による日本人拉致問題の早急な解決を求める意見書
●地方議会議員の厚生年金加入の実現を求める意見書
■請願■
●精神障害者に対する交通運賃割引制度の適用を求める意見書の提出について
●私学助成に関する意見書の提出について
■議会運営委員の選任■
●平山晴彦(ひらやま はるひこ)議員(会派:もりやま)の辞任に伴い、加藤鉱一(かとう こういち)議員(会派:自由民主党)が新たに議会運営委員に選任されました。
平成28年第2回定例会《9月議会(10月6日本会議)》 各議員の表決状況はこちら(平成28年10月6日版)
平成28年第1回定例会《6月議会(6月17日本会議)》の概要
「第2期ふるさと秋田元気創造プラン」に基づく事業など補正予算案を可決
平成28年第1回定例会6月議会が、5月30日から6月17日までの19日間の日程で開催されました。
初日の本会議では、知事から「人口の社会減に歯止めをかけるため、経済基盤の強化に最優先で取り組む。」とし、2年目を迎える『あきた未来総合戦略』(平成27年度~31年度)の推進に当たっては、「一定の成果が上がっている分野については、攻め時を逃さず、更なる事業展開を図っていく。」とするなど、戦略に掲げる目標の達成に向け、国の制度を活用した秋田の創生に向けた取組のほか、「第2期ふるさと秋田元気創造プラン」に基づく事業、公共事業について計上した、一般会計補正予算案などについての説明が行われました。
一般質問では、9人の議員が防災対策、地方創生、中小企業振興、農業政策などについて質問を行い、県当局の説明を求めました。
6月17日に開催された本会議では、「大学生等を対象とした奨学金制度等の充実を求める意見書」案が可決されました。
議案等は、予算特別委員会及び各常任委員会の審査を経て、補正予算案など24件(予算案2件、条例案11件、その他10件、意見書案1件)が原案どおり可決されました。
第1回定例会《6月議会》で可決された主な議案の内容は、次のとおりです。
■知事提出議案■
●平成28年度秋田県一般会計補正予算(第1号)
・一般会計の補正額 | 96億6,157万円 |
・補正後の額 | 6,101億8,657万円 |
・前年度6月補正後予算との対比 | 0.4%増 |
・補正予算の主な事業
新世代航空機部品製造拠点創生事業
秋田のインバウンド誘客促進事業
合板・製材生産性強化対策事業
地域介護福祉施設等整備事業
産地パワーアップ事業
国庫補助事業(土地改良、道路橋りょう等、河川・ダム 等)など
●旅館業法施行条例の一部を改正する条例
旅館業法施行令の一部改正により、簡易宿所営業施設の衛生措置の基準を改めるものです。
住宅の全部又は一部を活用して宿泊サービスを提供するいわゆる「民泊サービス」を旅館業法の簡易宿所と位置づけ、宿泊者の安全確保などのため、客室の面積基準などを緩和し、営業許可の取得促進を図るものです。
■意見書(件名のみ)■
●大学生等を対象とした奨学金制度等の充実を求める意見書
平成28年第1回定例会《6月議会(6月17日本会議)》 各議員の表決状況はこちら(平成28年6月17日版)
平成28年第1回定例会《2月議会(3月18日本会議)》の概要
平成28年度当初予算案を可決
国の補正予算に対応した平成27年度補正予算案を可決
平成28年第1回定例会2月議会が、2月15日から3月18日までの33日間の日程で開催されました。
初日の本会議では、知事から、平成28年度は特に地域活性化や人口減少の克服の観点から、「あきた未来総合戦略」の四つの基本目標の実現に向け、戦略に掲げた攻めの政策を強力に展開していくとの説明が行われました。
代表・一般質問では10人の議員が、「あきた未来総合戦略」関連事項やTPP協定による影響の問題、「18歳選挙権」への対応などについて質問を行い、県当局の説明を求めました。
また、全議員による「秋田県木材利用促進条例案」が提案されるとともに、国の補正予算に対応し、秋田の創生を加速させる取組等について補正予算案が追加提案されました。
関係議案等は、本会議での採決の結果、予算案など115件(予算案40件、条例案40件、その他33件、意見書案2件)が原案どおり可決され、人事案1件が同意、請願1件が採択されました。
第1回定例会《2月議会》で可決された議案は、次のとおりです。
■知事提出議案■
●平成27年度秋田県一般会計補正予算(第9号)
・一般会計の補正額 | 15億9,504万円 |
・補正後の額 | 6,180億4,359万円 |
・前年度2月補正後予算との対比 | 6億3,223万円(0.1%減) |
・補正予算の主な事業
介護給付費負担金、福祉医療費等助成事業など各種事業の実績見込みによる
●平成28年度秋田県一般会計予算
・一般会計予算額 | 6,005億2,500万円 |
・前年度当初予算との対比 | 9億 500万円(0.2%減) |
・当初予算の主な事業
自動車産業強化支援事業、航空機産業強化支援事業、ものづくり中核企業創出促進事業、企業競争力強化事業、がんばる中小企業応援事業、あきた起業促進事業、秋田を支える人材確保支援事業、県内就職促進事業、農業経営発展加速化支援事業、移住就農まるごと支援事業、秋田の漁業がんばる担い手確保育成事業、「オール秋田で育てる」林業トップランナー養成事業、未来にアタック農業夢プラン応援事業、元気な中山間農業応援事業、秋田牛ブランド確立推進事業、県産農産物流通販売戦略推進事業、6次産業化総合支援事業、ウッドファーストあきた林業雇用拡大事業、環日本海クルーズ推進事業、奥羽・羽越新幹線整備促進事業、移住体験・交流推進事業、すこやか子育て支援事業、あきた安全安心住まい推進事業(子育て世帯特別枠)、県・市町村協働の地域づくり推進事業、雪対策推進事業、地域で支える認知症施策推進事業、少人数学習推進事業、地域防災力強化事業 など
●秋田県教育委員会教育長の任命
米田進(よねた すすむ)氏の任命について同意
●秋田県国民健康保険財政安定化基金条例
平成30年度から、県が国民健康保険事業の財政運営を担うことに伴い、安定的な事業運営を行うための基金を設置します。
●秋田県奨学金返還支援基金条例
県内企業に就職する新卒者等の奨学金返還額を助成し、秋田の将来を担う人材を確保するため、基金を設置します。
●秋田県県税条例等の一部を改正する条例
地方税等の一部改正に伴い、外形標準課税の拡大及び環境への負荷の少ない自動車を対象とした自動車取得税の見直し等を行います。
■議員提出議案■
●秋田県木材利用促進条例
木材の利用の促進に関する施策を総合的に推進し、県内の林業及び木材産業の振興を通じて本県の経済の活性化を図るため、秋田県木材利用促進条例を制定しました。同条例は、木材の利用の促進についての基本理念、県の責務、林業事業者及び木材産業事業者の役割等、木材の利用の促進に関する県の施策の基本的な事項等を定めています。
■意見書(件名のみ)■
●医療等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書
●北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決を求める意見書
■請願(件名のみ)■
●医療等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書の提出について
平成28年第1回定例会《3月18日本会議》 各議員の表決状況はこちら(平成28年3月18日版)
平成28年第1回定例会《2月議会(3月8日本会議)》の概要
「秋田県木材利用促進条例」案を可決
3月8日の本会議では、「平成27年度秋田県一般会計補正予算」(第9号)が、予算特別委員会へ追加付託されました。
また、「秋田県木材利用促進条例」についての趣旨説明が行われ、採決の結果、全会一致で可決されました。
■議員提出議案■
●秋田県木材利用促進条例
平成28年第1回定例会《3月8日本会議》 各議員の表決状況はこちら(平成28年3月8日版)
平成28年第1回定例会《2月議会(2月29日本会議)》の概要
平成27年度秋田県一般会計補正予算案を可決
2月29日の本会議では、「平成27年度秋田県一般会計補正予算」等を議題に委員長報告が行われ、採決の結果、賛成多数で可決されました。
■知事提出議案■
●平成27年度秋田県一般会計補正予算(第7号)(第8号)など38件
・一般会計の補正額 | 21億6,213万円 |
・補正後の額 | 6,196億3,864万円 |
・前年度2月補正後予算との対比 | 0.2%増 |
・補正予算の主な事業
航空機産業強化支援事業、航空機産業人材育成事業、「秋田スギがスキ!」ウッドファーストあきた加速化事業、秋田の観光創生インバウンド対策強化事業、クールアキタ食の輸出拡大支援事業、秋田大好き!魅力深掘り促進事業、「ご縁」創出推進事業、プロフェッショナル人材活用促進事業 など
平成28年第1定例会《2月29日本会議》 各議員の表決状況はこちら(平成28年2月29日版)
平成28年第1回臨時会(1月29日本会議)の概要
平成27年度秋田県一般会計補正予算案(第6号)を可決
1月29日の本会議では、「平成27年度秋田県一般会計補正予算」(案)について委員長報告が行われ、採決の結果、全会一致で可決されました。
第1回臨時会で可決された主な議案は、次のとおりです
■知事提出議案■
●平成27年度秋田県一般会計補正予算(第6号)
・一般会計の補正額 | 121億6,820万円 |
・補正後の額 | 6,241億4,281万円 |
・補正予算の主な事業
国の補正予算に対応し、農業の生産基盤の強化を図る土地改良事業の ほか、防災・減災対策等の公共事業の前倒し発注を推進するため、県単独の地方道路整備事業などの、債務負担行為設定を計上した。
土地改良(経営体育成基盤整備事業 等) | 86億 601万円 |
道路・橋りょう(地方道路交付金事業) | 15億2,492万円 |
林業(造林補助事業 等) | 4億1,161万円 |
水産(水産物供給基盤整備事業 等) | 3億 646万円 |
平成28年第1回臨時会《1月29日本会議》 各議員の表決状況はこちら(平成28年1月29日版)