県議会のしくみは、どうなっているの?
県議会の仕事は?
県議会では、おもに次のような仕事をしています。
- 県の決まり(条例)をつくったり、廃止したりします。
- みんなの暮らしを良くするために、お金をどのように使うか(予算)を決めたり、正しく使われたか(決算)を調べます。
- 県の仕事がきちんと行われているかを調べたり、検査をします。
- 県民のためになるように、国に対して意見を述べたり、要望したりします。
- 副知事など、県の重要な役割を担う人を決める時に、賛成するかどうか決めます。
県議会はいつ開かれるの?
県議会には、定例会と臨時会があります。
定例会は、年2回、第1回定例会(2月~7月)、第2回定例会(9月~12月)が開かれます。(※県議会議員の一般選挙が行われる年は3回)
臨時会は必要な場合に開かれます。
どんな会議があるの?
「本会議」と「委員会」があります。
- 本会議
本会議は、議員全員で構成される会議です。議会としての考えを最終的に決めます。
- 委員会
委員会には、県の仕事を、福祉・建設・教育などの分野で分けた6つの「常任委員会」のほかに、議会の進め方などについて話し合う「議会運営委員会」と、重要なことを話し合う必要がある場合におかれる「特別委員会」があります。
常任委員会は、本会議で決める前に、議員がグループに分かれて、それぞれの担当分野についてくわしく調べたり、話し合ったりします。
県議会はどのように進めるの?
知事や議員から出された条例や予算の案などについて、話し合いを行います。
- 総務企画委員会
県の計画、防災、人口問題などに関することについて審査します。
- 福祉環境委員会
医療、福祉、生活、環境などに関することについて審査します。
- 農林水産委員会
農業、林業、畜産業、水産業などに関することについて審査します。
- 産業観光委員会
スポーツ、文化、観光、産業などに関することについて審査します。
- 建設委員会
道路、河川、港、空港などに関することについて審査します。
- 教育公安委員会
教育、警察などに関することについて審査します。